リポジトリへの登録・公開
AIR:秋田大学学術情報リポジトリ

AIR:秋田大学学術情報リポジトリは、本学で作成された学術研究・教育成果物(論文等)を電子的に蓄積・保存し、学内外にインターネットを通じて無償で公開するシステムです。公開後は、Google Scholarなどのサーチエンジンからのアクセスも可能となります。
※AIR:Akita university Institutional Repository system
AIR(秋田大学学術情報リポジトリ)利用案内
登録・公開できる方
本学に在籍、または在籍したことのある教職員・学生が対象となります。学術研究・教育成果物
AIR(秋田大学学術情報リポジトリ)に登録・公開できる資料は下記のものとなります。・ 学術論文
・ 学位論文(博士学位論文、修士論文)
・ 教育資料(講義資料、講演記録など)
・ 各種研究成果物の根拠となる研究データ
・ 各種報告書(研究成果報告書、調査報告書など)
・ その他(著作図書、制作物など)
登録・公開のメリット
研究者・大学として、下記のようなメリットがあります。・ 研究成果の効果的発信
・ 新たな研究成果発表の場
・ 論文の被引用率の向上
・ 学術研究成果の保存・管理
著作権について
本リポジトリに登録されているコンテンツの著作権は、執筆者、出版社(学協会)などが有します。リポジトリへの登録は著作権のうち、複製権・公衆送信権の利用について、秋田大学附属図書館に許諾を与えていただくもので、著作権を委譲するものではありません。
登録から公開まで
→ 本学における登録スキーム(学内限定)お問い合わせ・申請
図書館・情報推進課 学術情報資源担当 内線2281
※研究データ等、容量が大きいファイルは、以下の専用フォームから送信可能です。
→ リポジトリ登録用ファイル送信フォーム( 「Box Relay」 )
学内紀要等論文
申請書類ダウンロード
手続き
・発行時に著作権処理が済んでいる学内紀要等論文
投稿規定・掲載募集要項等にリポジトリへの登録が明記されている学内紀要もしくは、
掲載論文のリポジトリ登録について編集委員会の許諾を得ている学内紀要は、
発行後すぐにリポジトリに登録しています。そのため、登録申請は不要です。
・上記以外の学内紀要等論文のリポジトリ登録の申込手順
①共著者の同意確認
共著者がいる場合、すべての共著者にリポジトリへの登録についての同意をご確認ください。
②申請書類の提出
申請書類及び論文を以下のいずれかの図書館にご提出ください。
【手形キャンパス:中央図書館】、【本道キャンパス:医学図書館】
(メールでご提出いただいくこともできます。添付して前記のお問い合わせ・申請メールアドレスに送信してください。)
学術雑誌掲載論文
申請書類ダウンロード
登録申請書(Word版)・登録申請書(pdf版)※オンラインで出版済みの学術雑誌掲載論文は、DOIやURL等をメール等でお知らせいただければ、登録申請書の提出は省略可能です。
手続き
リポジトリに登録可能かどうかは論文掲載雑誌によって異なりますので、
ご希望の方は前記のお問い合わせ・申請メールアドレス宛てに、申請書類を提出してください。
図書館で該当論文の著作権ポリシーを調査した上で登録の可否や今後の手続きに関して回答いたします。
(注意)登録論文が学位論文(修士論文・博士論文)である場合は、
本ページ「学位論文(修士論文・博士論文)」の項をご参照ください。
また、リポジトリに登録できるのは論文の版が著者最終版のみという場合もあります。
著者最終版・出版者版とは
学位論文(博士論文・修士論文)
申請書類ダウンロード
「登録申請書」及び「学位論文登録用シート」の提出が必要です。
Word版 | 登録申請書 | 学位論文登録用シート | 学位論文登録用シート記入例 (かならずお読みください) |
pdf版 | 登録申請書 | 学位論文登録用シート |
申込み手順
①共著者の同意確認
共著者がいる場合、すべての共著者にリポジトリへの登録についての同意をご確認ください。
②申請書類と論文データの提出
申請書類と論文データを所属研究科を通じて図書館に提出してください。
・申請書類:登録申請書と学位論文登録用シートの2枚をご提出ください。
・論文データについて 学位申請時に提出したものをご提出ください。
※学術雑誌に掲載した論文を学位論文として申請された方は、出版社等の著作権ポリシー(論文をリポジトリで公表することに対する方針)を確認の上、リポジトリに登録可である場合には、申請書、ファイル等をご提出ください。
日本の出版社等の著作権ポリシー SCPJ 外国の出版社等の著作権ポリシー Open policy finder(旧SHERPA ROMEO)
※平成24年4月1日以前に学位を授与された方で、学位論文のリポジトリへの登録をご希望される場合、下記いずれかの図書館に直接提出してください。
【手形キャンパス:中央図書館】、【本道キャンパス:医学図書館】
FAQ
登録可能なものについて
登録は義務ですか?
A. 任意による登録です。
誰がリポジトリに登録できますか?
A. 秋田大学に在籍する、または在籍したことのある教職員及び学生が登録できます。
何がリポジトリに登録できるのですか?
A. 秋田大学で生産された、研究・教育成果物です。 具体的には、雑誌論文・紀要等の学内刊行物・学位論文・会議発表論文・会議発表資料・講演資料・研究報告書・単行書・教材・研究データなどです。
本学以外の機関における業績は登録できますか?
A. 基本的には登録対象外ですが、移籍前の機関の許可があれば登録できる場合もありますので、ご相談ください。
著作権法上問題は無いのですか?
A. 登録者が著作権を持つものまたは著作権者から登録の許諾が得られたもののみを公開するため問題ありません。
論文中の図版、写真などの権利処理はどうしたらいいですか?
A. 論文に掲載する場合に、冊子への掲載のみの許諾など、著作権者より制限が設けられている場合には著作権者の許諾が必要となります。ただし、公表された著作物で「公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究、その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれる」引用という使い方であれば、著作権が制限されますので著作権処理は不要です。また、論文に引用して利用する際に、当該図版等に係る著作権者もしくは所有者の利用許諾を得た場合は、情報を提供してください。
過去に発行された紀要は登録してもらえますか?
A. 著作権の処理(著作権者の許諾がある、または著作権が登録者(団体)に譲渡されている)が済んでいれば、登録できます。
学会誌や商業誌掲載の論文の場合、リポジトリ登録・公開することは可能でしょうか?
A. リポジトリに登録可能かどうかは論文掲載雑誌によって異なりますので、ご希望の方は、 論文情報(論文タイトル、雑誌タイトル、巻・号、ページ、出版年)をお知らせください。 図書館で該当論文の著作権ポリシーを調査した上で登録の可否や今後の手続きに関して回答いたします。
図書の担当執筆章のみをリポジトリに登録することは可能でしょうか。
A. 出版社に著作権の帰属先とリポジトリへの登録公開許諾を確認してください。 許諾が得られれば、該当部分の登録・公開が可能です。 なお、図書館からの依頼が必要な場合には当館にて公開のための手続きを行いますので、連絡をお願いします。
どの段階の原稿を登録できますか?
A. 出版社によって、プレプリント版、著者最終稿版、出版社版と異なります。 投稿規程等で確認できない場合は、こちらで調査しますので論文情報をお寄せください。 なお、以下のサイトでも情報が提供されています。 国内:学協会著作権ポリシーデータベース - SCPJ 国外:Open policy finder(旧SHERPA/RoMEO) - Publisher copyright policies & self-archiving
著者最終稿とは何ですか?
A. 出版社版に限りなく近い原稿を想定しています(下図参照)。 できるだけ、出版までの校正をご自身の原稿ファイルに反映したものを提供してください。 書誌データには、当該論文について出版社版・著者最終版の別を明示します。
登録・公開された自分の執筆論文を非公開にすることはできますか。
A. 理由を添えて、非公開を希望する論文の情報を担当へ連絡してください。内容について確認の上、作業を行います。 なお、紀要は編集委員長などが一括登録申請者として代表して登録申請しているため、登録解除については一括登録申請者を経由して、依頼してください。
共著者・分担執筆について
共著者がいますが、許諾はどのように取れば良いでしょうか?
A. メール等で、共著者に著作物の秋田大学学術情報リポジトリへの登録について、許諾確認をお願いします。
登録申請書に共著者許諾のチェック項目があります。
共著者が他大学・他機関にまたがる場合、リポジトリ登録・公開することは可能でしょうか?
A. 登録可能です。共著者に登録の許諾確認をお願いします。
登録申請書に共著者許諾のチェック項目があります。
科研費報告書で分担執筆している章をリポジトリに登録することは可能でしょうか。
A. 研究代表者に許諾確認があれば、分担した章のみ登載する形になります。研究代表者の許諾確認をお願いします。
出版社等への許諾確認について
出版社や学会への許諾手続きや確認は誰が行うのですか?
A. 原則として,登録者が行う事となっていますが,登録時に既に手続きや確認を済ませているといったお申し出がない場合は図書館でも行います。
出版者のWEBサイト等でリポジトリでの公表可能であると確認しました。その場合であっても出版者に許諾を申請する必要があるでしょうか?
A. 出版者のWEBサイトに直接書かれている場合や、投稿規定、著作権譲渡契約書(Copyright Transfer Form)に記載されている場合は申請する必要はありません。
ただし、「リポジトリへの登録は可能だが事前照会を条件とする」等とある場合はこの限りではありません。
登録方法について
どのような電子ファイルを送ればよいですか?
A. PDF形式(PDF/Aが望ましい)のファイルを送って下さい。
なお、Word、Excel、PowerPoint、一太郎などのファイル形式の場合には、提供いただいたファイルをPDF化してから公開します。
ファイルサイズが大きいものについては、分割して登録することもあります。
文と図表が別のファイルでもいいですか?
A. 結構です。ただし、原則としてそのままの形で登録を行いますので、1つのファイルにまとめたものの登録を希望される場合は、まとめたものをお送りください。
容量が大きいファイルはどのようにして送ればいいですか?
A. DVDなどに保存の上、学内便などで「中央図書館 リポジトリ担当」宛に送付願います。
電子化されたファイルがなかった場合は、紙の原稿でも登録できますか?
A. 紙原稿しかお手元にない場合は図書館で電子化します。
リポジトリに登載されたPDFファイルは利用者に勝手に編集されないでしょうか?
A. PDFファイルは、印刷・保存は可能ですが、編集はできない設定で登録しています。
博士論文について
博士論文は、どのタイミングで登録すればいいですか?
A. ① 平成25年3月31日までに学位を授与された方の場合
審査済みの博士論文の登録は随時受け付けています。
学位を授与され、論文公開が可能になりましたら、登録手続きを行ってください。
② 平成25年4月1日以降に学位を授与された方の場合
平成25年4月1日に学位規則が改正され、やむを得ない事由がある場合を除き、博士論文の全文はインターネットにより公表されることとなりました。
機関リポジトリ担当へのデータ提出は、各研究科の大学院担当が取りまとめて行いますので、自分の属する大学院担当の指示に従ってください。
出版者のポリシーで一定期間、博士論文のリポジトリ登録が認められていない場合(エンバーゴ)、エンバーゴ期間が終了するまで申請はできないですか?
A. エンバーゴ期間中でも申請は可能です。登録作業の際に公開日を指定いたしますので、申請書の「公開希望時期」にエンバーゴ終了日をご記入ください。
リポジトリで公表する「全文」は学位論文として認められたものであり、そこから改変を加えることはできないのですか?
A. その通りです。教授会で「学位を授与する」と認めた論文をそのまま公表します。